【ラテンジャズが聴きたい】神の手を持つ男チューチョ・ヴァルデス

ラテンジャズ『チューチョバルデス』2

アフロ・キューバンな香り漂うラテンジャズ

今回はアフロ・キューバンな香り漂うラテンジャズです。

ラテンジャズというとイメージは熱帯の夜。

熱く盛り上がるパーカッション、酒場と葉巻の煙、顔を寄せて語り合う恋人達みたいな。

なんかちょっとハプニングが起こりそうな、そんな妖しげな期待感を抱かせるところが魅力的なラテンジャズ。

 

神の手を持つといわれるチューチョ・ヴァルデス

ラテンジャズ『チューチョバルデス』3

そんなラテンジャズの世界の中で、チューチョ・ヴァルデスは『神の手を持つ』と言われる超絶技巧のジャズ・ピアニスト。

 

ラテンジャズの巨匠といわれ、ソロ・アーティストとしてグラミー賞を4回、ラテン・グラミー賞も3回受賞している偉大なピアニストです。

名演が多数あり、どれもおすすめするに足る素晴らしいアルバムが何枚もあるのですが、今日はその中からこちらの一枚を紹介します。

 

New Conceptions チューチョ・ヴァルデス

2004年のアルバム『New Conceptions』 をおすすめ

2004年のLatin Grammy Award for Best Latin Jazz/Jazz Albumを獲得した傑作。

チューチョは良い演奏がいっぱいあるので迷ったのですが、曲のバラエティやまとまり、最初に聴くとしたらといった観点でこの作品を選びました。

ラテン・グラミー賞取ったアルバムですが、確かに聴く価値多いにあります。

 

チューチョはライブも評価の高いものが多いですが、こちらはスタジオ録音。

とはいえ、演奏はきっと一発で録ったのかなというライブ感満載、躍動感満載の迫力あるものです。

それでは曲の紹介です。

 

La Comparasa

イントロから良いですが、後半の展開がこれまたこれぞっていう感じで、リズム隊との絡みが最高。

アルバムのオープニングに相応しくカッコいい曲。

このアルバムに共通した特徴ですが、1曲の質の高さとまとまりの良さを感じます。

You Dont Know What Love Is

これは大人な感じで抑えを効かせつつも熱い。

中盤のアドリブは無茶苦茶スリリング。

こんなにカッコよく左手と右手が自由に弾いているのを聴いたのは初めてという気がします。

僕は個人的には、このアルバムの中で一番好きな曲。

抑えつつも奔放、まさにラテン。

Los Guiros

前半は正統派的かっちょいいラテンジャズ。

そして2:40辺りから後半かなりアフロ色強めの展開にガラッと変わる面白い一曲。

Nanu

そして一転してドラマティックでとても美しいピアノバラードです。

繊細で、でもダイナミクスの大きな演奏に聴き入ってしまいます。

パーカッションと絡んで弾きまくる曲だけでなく、こんなに美しいバラードもあるのです。

さすが。

アウトロまで美しく決まります。

 

ラテンジャズ『チューチョバルデス』5

Solar

そしてまたラテンジャズの醍醐味を感じさせる大人な一曲。

最初の4分ぐらいまでサックス、ピアノ弾きまくり。

後ろで鳴り続けるパーカッションもすごいです。

その後もチューチョ的超絶パッセージが連続する聴き応え抜群の大曲。

7:30辺りからまた展開があり、パーカッションのパート、そして最後にテーマに戻り締めです。

Sin Clave Pero Con Swing

これもまた無茶苦茶カッコいいです。

フレーズやリフが抜群です。

アドリブのピアノがまた渋く、アルバム後半のハイライトです。

You Don't Know What Love Isとこの曲が、とにかく良いです。

最後のエンディングまで決まっています。

Homenaje a Ellington

デュークエリントンへの敬意を表した曲ですね。

基本はカラッと明るいアフロキューバン。

途中でサックスが入ってきたり、パーカッションでガラッと雰囲気変えたり、1曲でカウントされてますが一粒で何度か美味しい感じです。

アルバムの最後にこれが入ってることで、すっと肩の力が抜けて、それがとても良いです。

最後はアフロなパーカッションでフェードアウト。

 

チューチョ・ヴァルデスはキューバ出身

ラテンジャズ『チューチョバルデス』4

さて、いかがでしょうか?

キューバといえば葉巻とか、あるいはカストロやチェ・ゲバラの革命、あるいは美しい海岸のリゾートなど、いくつもの顔とイメージをもった国です。

それにストリートミュージシャンが多くて、渋いおっさん達が達者な演奏聴かせてるというイメージもありますね。

 

 

ラテンジャズ『チューチョバルデス』6

チューチョ・ヴァルデスはそんなキューバ出身。

息子、孫も同じピアニストですね。

上2枚の写真はキューバの街角のミュージシャン。

演奏する人の層が厚いのかもしれません。

 

ラテンジャズ『チューチョバルデス』7

そして皆さん葉巻です。

スパスパ。

 

ラテンジャズ『チューチョバルデス』8

海が綺麗なんですよねー。

どの写真を見ても、どれも綺麗です。

ちょっとキューバに休暇で行くって想像すると素敵ですね。

そんなキューバに想いを寄せつつ、ラテンジャズを聴いてみてください。


そしてラテンジャズに合わせるなら、中米のこんなコーヒーはいかがでしょうか。

キューバからカリブ海を挟んで南西に位置するエルサルバドルです。


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