丸山珈琲『カルロス・マリアカ深煎り』
丸山珈琲からボリビアのドン・カルロス農園です。
ボリビアは南米の真ん中辺りにある内陸国。
コーヒー豆の輸出は減少気味のボリビアですが、こちらはすごく良い豆でした!
『カルロス・マリアカ深煎り』のコーヒー豆データ
- 生産国 ボリビア
- 地域 ラ・パス県 カラナビ
- 生産者 ペドロ・ロドリゲス・ペニャリエータ、カルロス・マリアカ
- 農園 ドン・カルロス農園
- 標高 1403〜1567m
焙煎度合いは深煎り。
粒揃いの形の良い豆です。
豆の特徴
チョコレート、アーモンドの風味。クリーミーな質感。
『丸山珈琲』
個人的には丸山珈琲は深煎りが好きです。
いや、もちろん浅煎りも美味しいのが取り揃えられていますが、僕はどちらかというと深煎りの丸山珈琲が好き。
そういう意味では、この豆もすごく期待して飲んでみたら、期待以上の豆でした!
今までに飲んだ丸山珈琲の中でも、一二を争う美味しい豆だと思いました😌
地味だけど不思議な国ボリビア
ドン・カルロス農園はボリビアのラ・パス県にあるようですが、ラ・パスはとても標高の高い地域。
ボリビアには標高6000m級の山が数多くありますし、ラ・パス市の辺りも標高4000mぐらいあります。
この写真の街はボリビアのポトシという街で、標高4070m!
世界で最も標高が高いところにある街です。
富士山よりも高いところに街があるって、ちょっとすごいですよね。
上の写真も、そう思うと空気が薄そうじゃないですか。
こちらは有名なボリビアのウユニ塩原。
アンデス山脈が隆起した時に取り残された大量の海水が干上がって出来上がった塩の原です。
南北に約100km、東西に約250kmにも亘って広がる塩の平原。
100km四方の高低差が50cmぐらいしかない、世界で最も平らな場所なんだそうです。
雨季に雨が降った後、水が蒸発するまでの間、鏡面のような状態になるそうで「天空の鏡」と呼ばれているそう。
写真はその状態の時の風景ですが、すごいですね。。。
ペルーとボリビアにまたがるチチカカ湖は数少ない古代湖です。
100万年以上前から存在している湖なんです。
100万年というと、もう想像の埒外にありますね。。。
ウユニ塩原といい、チチカカ湖といい、悠久の時を超えて存在しているんですね。
ボリビアって遠くてなかなか行く機会がない国だと思いますが、地味にびっくりするようなところが多い国です。
丸山珈琲『カルロス・マリアカ深煎り』淹れてみました
とても滑らかな口当たり。
南米産のバランスの良い、質の高い豆という感じです。
程よい苦味にナッツのフレーバーが加わります。
甘みも、不純物の無いキャラメル、あるいはブラウンシュガーみたいなほのかな甘みが続きます。
とても品が良い印象。
91〜92度ぐらいで、2分20秒ぐらいを目安に淹れてみると、スッキリとしつつも味わい深い感じで出来上がりました。
すごくクリーンなコーヒーですね。
透明感があります。
シングルオリジンですが、良くできたブレンドみたいなバランスの良さ。
素晴らしく美味しいコーヒーです。
あー、何だか飲み切っちゃうのがもったいないような気がするコーヒーだなぁ。
深煎りでも嫌なスモーキーさは皆無で、そこはさすが丸山珈琲。
ボリビアのコーヒー豆事情は決して楽ではないようですが、こんなに質の高いコーヒー豆を作る力がある農園もあるんですね。
ぜひ作り続けてもらいたいですね。
クリスマスも近づいてきました。丸山珈琲のクリスマス・ブレンドも良かったです。