土居珈琲『ニカラグア サン・サルバドル農園』
土居珈琲さんのニカラグア サン・サルバドル農園です。
今回のセットは「新豆」を味わう銘柄セットです。
現地から収穫されたばかりの新豆と言うことですが、考えてみると普段は「新豆」かどうかって分からないですよね。
そういう意味では貴重な体験かもしれません。
ショップ
『ニカラグア サン・サルバドル農園』のコーヒー豆データ
- 生産国 ニカラグア
- 地域 ヌエバ・セコビア県 ディピルト市
- 農園 サン・サルバドル農園
- 特徴 現地で収穫されたばかりの新豆
焙煎はフルシティロースト。
ふーむ。
豆を見ても「新豆」かどうかは分かりませんね。。。
いつも通りの土居珈琲さんらしい粒揃いのきれいな豆ですが。
豆の特徴
スパイシーなフレーバー。シトラスのようなきれいな酸味、しっかりとした甘みとコク。
『土居珈琲』
パンフレットに農園の写真が載っていましたが、とても綺麗なパティオで天日乾燥されるようですね。
また、アフリカンベッドも作られているみたいで、パティオと併用して完熟果実が乾燥されるとのこと。
そこで不良豆のハンドピックも行われるそうです。
農園があるのはホンジュラスと接する北部の地域。
ディピルト市はコーヒー農園が多数あって、良いコーヒー豆が栽培されているところですね。
ニカラグアってどんな国?
農園のあるディピルト市は、ニカラグアの中でも隣国ホンジュラスとの国境に近い辺りにあります。
ニカラグアの首都マナグアの夕焼け。
首都って言っても自然に囲まれた感じです。
ちなみにニカラグアって中央アメリカでは一番面積の広い国です。
大きな街はあまりないらしく、この首都のマナグアの他には、大きいのはグラナダとレオンぐらいということ。
こちらはグラナダの街並み。
黄色い大きな建物は大聖堂。
もともとこのグラナダとレオンが大きな街で、首都のマナグアはその中間に位置する場所に妥協して作られたそう。
そしてこちらがレオン。
白いのが大聖堂。
両方の街とも、大聖堂があって瓦屋根の家が並んでという雰囲気は同じですね。
グラナダの夕焼けです。
上のGoogleマップを少し拡大すると分かりますが、マナグアの少し南、ニカラグア湖のすぐそばにグラナダがあります。
そしてマナグアの少し北にレオンがあるのが分かります。
今回のサン・サルバドル農園はマナグアから北に200kmぐらい離れています。
土居珈琲『ニカラグア サン・サルバドル農園』淹れてみました
今回はカリタのウェーブドリッパーで淹れてみます。
ウェーブドリッパーと言ってもちょっと変わった砂岩陶土で出来ているモデルです。
リンスしてます。
コーヒーサーバーはカリタのJug500です。
これも最近のお気に入り。
ウェーブドリッパーの155サイズだとピッタリの大きさです。
第4投でお湯を注ぎ切ったとこ。
今回は酸味、苦味、甘みといった要素がバランスよく備わっているコーヒー豆のようだったので、ウェーブドリッパーでそこらへんの要素を全てうまく出してみたかったと言う感じです。
レシピ
- コーヒー豆 15g
- 注湯量 250g
- 抽出時間 2分15秒
- 湯温 90度で開始
ふむ、これは確かにスパイシーですね。
あまりスペシャルティコーヒーを飲んだことのない人には、もしかしたら「コーヒーが何でスパイシーなんだ?」って不思議に思うかもしれません。
でも良いコーヒーは、本当にさまざまな風味が感じられるのです。
スパイシーって、コショウのような調味料を使った料理を食べた時に感じるのと似たような雰囲気をふわっと感じさせるってわけです。
が、このコーヒーは同時に酸味や甘みもしっかりあります。
でもここでいう酸味は別に酸っぱいわけではなくて、シトラスのような風味がジュワッと口の中に浮かぶというか。
そして甘みも同時に存在します。
つまり、すごく複雑な味わいが同時に感じられるんです。
それがスペシャルティコーヒーの醍醐味と言いますか。
こういうのはスペシャルティコーヒー専門店のコーヒー豆でないと味わえないかなと思います。
まぁ価格はちょっと高いんですけど😅
でも趣味としてコーヒーを味わうのであれば、これはありだと思います。
結構、面白いですよ。
それといくつも飲んでると、だんだん舌が肥えてくる気がします。
いろいろなフレーバーが感じ取れるようになるというか。
テイスティング評とか豆の情報とか見ながら、なるほどって飲むのも面白いです。
これまで飲んだニカラグアのコーヒー豆って、どれも柑橘系のきれいな酸味と甘み、それに強くはないですけどほどよい苦味がミックスされたパターンが多いですね。
そういう意味では、割と個性的なんだけどすごくレベルが高いというか、そういう感じです。
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