カリタ コーヒーサーバー ジャグ500(Jug500)
今回はカリタのコーヒーサーバー『Jug500』をレビューします!
見てください。
このスッとしたデザインの良さ。
背が高くてカッコいいですよね。
これ使ってるだけで、おしゃれな人みたいじゃないですか。
まぁそんなことないんですけど。。。
でも、そう思えてしまうほど良いカタチですよね。
ちょっと他のコーヒーサーバーとは異なるデザインで、そこが魅力です。
ジャグ(Jug)シリーズは2種類あります
Jug400とJug500の2種類があります。
100mlの容量違いですが、少しデザインが異なります。
Jug400の方は少し底面部分が広いですが、Jug500はビーカー的に上と下の幅が同じです。
カリタ Jug400
カリタ Jug500
ジャグ500にはどのドリッパーが使える?
101、102のドリッパーはOK。
ウェーブドリッパーの155、185も実際に使ってみましたが、大丈夫ですね。
さすがに103とか104になると危ないかなと思います。。。
実際に載せてみたので確認してみてください。
他社製のドリッパーもいろいろ載せられます。
カリタ 101ドリッパー・102ドリッパー
102のロトはちょっと大きめな印象ではありますが、でもまぁ大丈夫です。
カリタ ウェーブドリッパー155・185
ウェーブドリッパーは185でもかなり安定感ありました。
102ロトに比べるとウェーブドリッパーの方が少し背が低いからだと思います。
ハリオ V60ドリッパー 01・02
ハリオのV60はどうかというと、01サイズは全然OK。
02サイズのプラスチックは少し大柄で高さもあるので、やや安定悪そうですが、まぁ大丈夫かな。
ジャグ500で淹れてみました
さて、実際に使ってる様子です。
ご覧の通り、他社のドリッパーでも問題なくいけます。
僕はよくORIGAMIのドリッパー使うんですが、これもバッチリですね。
これはORIGAMIドリッパーのSサイズ。
注ぎやすさも問題無し。
あ、それとJug500ですが、カタチ的に洗いやすいです。
カリタのコーヒーサーバーの大きさ 300 500 800 1200
さて、ここでせっかくなので、カリタの他のサーバーの情報も整理しますね。
カリタのコーヒーサーバーの大きさは、基本的にはドリッパーのサイズに合わせて用意されています。
ドリッパーのサイズ | コーヒーサーバーの大きさ |
1~2人用の101ドリッパー | 300 |
2~4人用の102ドリッパー | 500 |
4~7人用の103ドリッパー | 800 |
7~12人用の104ドリッパー | 1200 |
300といった型番がそのまま容量の300mlを表しています。
一番汎用性が高いのは500でしょうか。
マグカップ2杯ぐらいまでいけます。
いつも一人分しか淹れないということであれば300が場所を取らないので良いかもしれません。
今回レビューしているジャグ(Jug)シリーズのコーヒーサーバーはドリッパーのサイズには合わせていないです。
こちらは400と500がありますが、それぞれ少し違ったデザイン。
ジャグシリーズはおしゃれでスタイリッシュな雰囲気です。
カリタ コーヒーサーバーの種類
カリタのコーヒーサーバーの種類は次の5種類に分かれます。
- サーバーN
- サーバーG
- ジャグ(Jug)
- サーバーK
- コニカルサーバー
サーバーN
もっともスタンダードなコーヒーサーバー。
ハンドル(取っ手)は樹脂製で扱いやすい。
一番小さな300であれば、アマゾンでは税込652円(2021/2/13現在)とコストパフォーマンスが良い製品。
サーバーN 300 101ドリッパー用
サーバーN 500 102ドリッパー用
サーバーN 800 103ドリッパー用
サーバーN 1200 104ドリッパー用
サーバーG
ハンドル(取っ手)部分がガラスになったコーヒーサーバー。
サーバーNのシリーズに比べて取扱いはやや慎重さが必要ですが、ハンドル部分は実はこちらの方が洗いやすい。
価格はNシリーズより少し高め。
サーバーG 300 101ドリッパー用
サーバーG 500 102ドリッパー用
ジャグ(Jug)
ジャグシリーズはフタ無しのビーカーっぽいおしゃれなコーヒーサーバー。
価格はGシリーズより若干高め。
目盛りも最小限にして、シンプルでミニマルなデザイン。
カリタ Jug400
カリタ Jug500
サーバーK
これだけ単独であるサーバーですね。
ちょっとデザインも違って四角なカタチ。
価格は抑えめで容量は多めです。
サーバーK 750
コニカルサーバー
これ、何だかカタチがかわいいサーバーですよね。
ケメックスのコーヒーメーカーを思わせるデザインで、ちょっと買いたくなる。。。
コニカルサーバー300
カリタのコーヒーサーバーは直火OK?
製造物責任法(PL法)でNGになりました
結論から言うとNGです。
ググると出てきますが、製造物責任法(PL法)が平成7年7月1日に施行されて以来、コーヒーサーバーは直火では使えないことになっています。
「被害者の保護を図り、もって国民生活の安定向上と国民経済の健全な発展に寄与することを目的とする」法律です。
平たくいえば、コーヒーサーバーを直火に掛けてて何らかの原因で割れたりして、誰かが怪我したら訴えられちゃうということですね。
まぁ、これはメーカーとしては直火不可とするのは仕方ないかなと思います。
カリタのコーヒーサーバーは電子レンジOK
もっとも電子レンジはOKなので、温め直したい時は電子レンジでチンできますね。
サーバーN、サーバーG、ジャグ(Jug)は全部電子レンジはOKです。
スペシャルティコーヒーを楽しむ人はコーヒーを温め直すとかやらない気がするので、あまり気にしなくても大丈夫かも。
美味しいコーヒーって、冷めても美味しいんですよね。
どうしても直火OKのコーヒーサーバーが欲しい場合
こちらが直火OKの定番コーヒーサーバーです。
ドイツのMEDELCO社の製品。
沸騰した時に音が鳴る仕様です。
サイズが少し大きめなのでご注意を。
製品のサイズ 22.1 x 16.51 x 19.3 cm
メデルコ ウィスラーケトル 12cups WK112
カリタのコーヒーサーバーは耐熱ガラスです
直火には掛けられませんが、カリタのコーヒーサーバーは耐熱ガラス製で、基本的には熱に強いガラスです。
耐熱ガラスの耐熱温度差120℃って?
耐熱温度差とは、ガラス部分(除く部品等)を一定の温度に30分間保持し、直ちに冷水中に1分間浸してもガラスが割れない温度差の事
「耐熱温度差120℃とは120℃までしか使えないという事ではなく、急熱急冷した時の温度差が120℃以内であれば熱破損しない」という事だそうです。
普通にお湯を使っている分には破損したりしないってことですね。
カリタの耐熱ガラス取扱上の注意点
カリタの耐熱ガラス取扱上の注意点がサイトに記載されています。
- 耐熱ガラスは熱に強いガラスですが、強化ガラスではありませんので衝撃に強いガラスではありません。ぶつけたり、落としたりすると破損することがあります。
- 取扱説明書の使用区分以外には使用しないでください。
- 直火・オーブン等で加熱・調理・空だきをしないで下さい。
- 加熱の際は外側の水滴をぬぐい、途中で差し水をする時は冷水の使用を避け、またガラスの部分が熱くなっている時は濡れた布でふれたり、濡れた所に置かないで下さい。
- 洗浄する場合は、やわらかいスポンジに台所用洗剤をお使いください。研磨剤入りナイロンたわし・金属たわし・粒子の粗いクレンザー等を使用しますとガラスが傷つき、破損する原因となるので使用しないで下さい。
製造はサーバーN、サーバーG、ジャグ(Jug)ともにタイですね。
アマゾンではジャグ(Jug)シリーズが中国製ってなってる場合がありましたが、タイ製です。
カリタのコーヒーサーバーの目盛り
サーバーNとサーバーGには、コーヒーカップ(一杯約120cc)で何杯分かの目盛りと、出来たコーヒーの量が何mlかを示す目盛りが両方付いています。
これは実用的で分かりやすいですよね。
ジャグ(Jug)シリーズの目盛りはコーヒーの量の方の目盛りだけです。
Jug400には200mlと400mlの目盛り、Jug500には300ml、400ml、500mlの目盛りだけが付いています。
これはデザイン優先でシンプルさを追求しているからですね。
ちなみに注湯量を量ってコーヒーを淹れるので、僕は実際にはあまりコーヒーサーバーの目盛りは見ないですね。。。
本物志向の理系なあなたにおすすめ「リカシツ」
さて、『ビーカー型じゃ飽き足りん、本物のビーカーが使いたいんだ』という理系男子、あるいはリケジョなあなたにはこちらがおすすめ。
コーヒーの街、清澄白河にある「リカシツ」です。
リカシツとは?
こちらでは実際に研究室で使用される理化学製品と理化学ガラス職人が加工したオリジナル製品が販売されています。
本物が手に入ります。
コーヒーのドリップ用に「リカドリ君」っていうドリッパースタンドや、ビーカーとのセットとかあるので、ぜひ見てみてください!
オンラインショップもあります。
なんかこれって妙に惹かれますよね。
見に行ったら絶対買っちゃいますね。
さて、おしゃれなカリタ Jug500。
いかがでしたでしょうか。
道具が気にいると、使ってみたい気になります。
趣味においては道具って大事です。
コーヒーサーバー以外の道具の説明はこちらへ
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