土居珈琲『コロンビア サン・アグスティン村』
南米のコロンビアから届けられた豆です。
サン・アグスティン村は標高も高く、1日の寒暖差が激しい場所で、コーヒー豆の栽培には良さそう。
首都ボゴタから南西に約350kmほど離れたところに位置し、土居珈琲さんのサイトによれば、理想郷のような場所だそうです。
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土居珈琲『コロンビア サン・アグスティン村』のコーヒー豆データ
- 生産国 コロンビア
- 地域 ウィラ県サン・アグスティン村
- 生産者 アソガート組合
- 標高 1750〜1900m
- 精製 ウォッシュト
- 特徴 自然農法
豆はこんな感じで、フルシティロースト。
とても均一に、ほどよく焙煎されていますね。
土居珈琲さんは、この焙煎の良さが大きな売りです。
豆の特徴
甘く、力強い香り。チョコレート、ココナッツ、ジャスミンをミックスしたようなイメージを感じさせる。
『土居珈琲』
アソガート組合のロットとあります。
サン・アグスティン村は家族運営の小規模生産者が多いそうですが、こちらは140の家族で構成ということなので、比較的大きい方なのでしょうか。
この村の辺りは複数の大きな川の近くで、昔の交易の要衝だったとのことで、昔から農耕は行われていた場所だそうです。
こちらの豆も、そうした過去から受け継がれてきた自然農法で作られています。
コロンビアは首都ボゴタには一度旅行で行ったことがあるのですが、よくある南米の大都市という印象でした。
でも、ものすごく治安が悪いということでした😅
このサン・アグスティン村の辺りは全然違って、1995年に世界遺産に登録された遺跡群があるんですよね。
こちらはその遺跡の写真ですが、こうした南米っぽい石彫刻が数多く残されています。
エルドラドを追い求めた探検家とかに荒らされたりしたみたいですが、貴重な文化遺産ですね。
土居珈琲『コロンビア サン・アグスティン村』淹れてみました
豆の筋が白く、綺麗なウォッシュトです。
そして粒揃いですね。
そして蒸らしへ。
この段階から甘い香りが。。。
ミルクチョコレートのような柔らかな甘さ。
ビター感は抑えめで苦味は残らず、甘さを堪能できます。
お店の評価ではココナッツとありますが、クルミやナッツっぽい甘みのフレーバーを感じました。
コロンビアは銘柄としても、甘さやコクがあり、ブラジルと並んでバランスが良いと言われます。
まさにそういった傾向で、とても安心感のある味わい。
自然農法という点も安心感ありですね。
落ち着いてお気に入りの本でも読みながら飲むと、すごくシーン的にハマるコーヒーな気がします。
甘く静かな午後のお供に、とても良い気がします。