珈琲きゃろっと『コスタリカ・ラ・カソナ サン・フランシスコ農園』
コスタリカのマイクロミル
コスタリカのマイクロミルのひとつ、ラ・カソナマイクロミルの豆です。
マイクロミルでしかできない手の込んだ精製過程を経て作り出された高品質なコーヒー豆。
大量生産のコーヒーとは違う世界です。
『コスタリカ・ラ・カソナ サン・フランシスコ農園』のコーヒー豆データ
- 生産国 コスタリカ
- 生産者 ロヘル・ソリス
- 農園 ラ・カソナ サン・フランシスコ農園
- 特徴 ビニールハウス内のアフリカンベッドで20日程度乾燥させて仕上げ
焙煎度合いは中煎り。
すごく良さげな粒揃いです。
豆の特徴

ラズベリーやチェリー、温度変化とともにオレンジのようなキャラクターに移り変わる(中略)滑らかでボディ感のあるマウスフィール(中略)アフターテイストはチョコレートやピーナッツ、ブラウンシュガーのような甘さがほのかに心地よく続きます。
『珈琲きゃろっと』
10月の珈琲きゃろっとは焙煎人の内倉さんお任せで、コスタリカの豆が来ました。
厳選したマイクロロットだそうですが、こういうのは街中ではあまり手に入らない類いの豆ですね。
スペシャルティコーヒーって感じで楽しみ。
ラ・カソナは家族経営のマイクロミルみたいですが、きゃろっとらしい選択という感じです。
コスタリカはどんなとこ?
コスタリカは中米ではパナマと並んで豊かな国。
そしてその経済的発展にはコーヒーも大きな位置を占めています。
コスタリカは火山国
そんなに広い国という感じではないですが、山脈も多くて、一番高い山は標高3901mもあって富士山よりも高いですね。
写真は有名なアレナル火山。
活火山で噴火したりするらしいです。
富士山に似た感じの山ですね。
コスタリカの温泉いい感じです
そして火山国のコスタリカでは温泉も結構あるようです。
こちらも温泉で、上のアレナル火山の近くにあるラ・フォルチュナという温泉。
こんな感じの自然に打たせ湯的になった温泉とかあって観光でいけるみたい。
いいですね。
これまたいつか行ってみたいところのひとつです。
コスタリカの料理は熱帯っぽい
こちらは「カサード」というコスタリカの伝統的な一皿。
お米、豆、ステーキ、バナナエッグ、コーン、サラダなんかでワンプレート。
これなんか熱帯の料理って感じですね!
コスタリカって、国土の9割以上がもともとは密林だったそう。
活火山といい、密林といい、とってもワイルドな印象ですね。
珈琲きゃろっと『コスタリカ・ラ・カソナ サン・フランシスコ農園』淹れてみました
まずは蒸らしへ。
真ん中に慎重にお湯を落としていきます。
ガスがぽこぽこっと出ていましたが、新鮮な豆の感じがこれまた良いです。
クリーミーな細かい泡が立ちます。
シングルオリジンの醍醐味を感じる味わい
アフターテイストのナッツ感が良いです。
ちょっと面白い味の変化。
すごく素直な味わいなんですが、気が付くと味わいが短い時間の間に変化するというか。
最初に口に含んだ時は酸味をやや感じるのですが、少し経つとナッツのフレーバーに変わっている。
ミルクや砂糖が入っているわけではないのに、それでも続く甘みの感覚。
こういうのは完熟した良い豆で作られたコーヒーでしか味わえないですね。
この不思議な美味しさは、シングルオリジンの豆の醍醐味。
こういうのはブレンドでは出てこないかもしれません。
ブレンドにはブレンドの良さがありますが、一期一会的な美味しさとの出会いは、やっぱりシングルオリジンです。
珈琲きゃろっとさんではコスタリカは得意分野のよう。
10月はコスタリカのマイクロミルから良さそうな豆がいくつか出ているみたい。
珈琲きゃろっとに興味が出た方はぜひ見てみてください。
こちらのコスタリカもすごい。