土居珈琲『エルサルバドル マラカラ農園』
中米のコーヒー豆は甘みとほどよいコクが特徴的で、砂糖など入れずとも自然な甘みが感じられます。
前回のメキシコの豆と似た傾向の豆ですが、今回のセットの中米はいいですね。
土居珈琲さんの「恵まれし土壌」セットからエルサルバドルのマラカラ農園です。
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『エルサルバドル マラカラ農園』のコーヒー豆データ
- 生産国 エルサルバドル
- 地域 サンタアナ県
- 生産者 ギジェルモ・アルバレス
- 農園 マラカラ農園
- 特徴 有機物が豊富な火山灰土壌
焙煎度合いはやや深めのフルシティロースト。
しかし、これまたきれいな豆です。
これは本当に土居珈琲さんの素晴らしいところ。
ちょっと高いけど、その価値はあります。
豆の特徴
メープルシロップのような甘み。オレンジ系の爽やかな酸味、丸みのある口当たり。
『土居珈琲』
中南米って確かに美人が多いように思います。
僕の住んでいたブラジルも若い女性はスタイルも良くカッコいい人も多かったような。
でもね、20歳前後からみんな太っちゃってビッグママみたいになる人も多いです😅
全然コーヒーと関係ありませんが。。。
エルサルバドルってどんな国
エルサルバドルはグァテマラ 、ホンジュラスと接する中米の国です。
太平洋に接していて熱帯ですが、火山も多く日本と同じ地震国。
エルサルバドルの首都、サンサルバドルです。
首都とは言え、かなり余裕のある街並み。
何となく人間的な暮らしをしてるのかな、なんて思ってしまいます。
まぁ、隣の芝生は青く見えるのかもしれませんが。。。
エルサルバドルのセロ・ベルデ国立公園。
地震国らしい火山と深い緑が雰囲気出しています。
国立公園には火山活動が作り出した素晴らしい景観があります。
ププサはエルサルバドルの名物料理です。
トウモロコシの粉で作られていて、メキシコのトルティーリャなんかと同じですね。
ピクルス的な野菜の漬物(辛い)と一緒に食べるそうです。
エルサルバドルで最も美しいと言われるエルゾンテのビーチ。
こうして見ると、きれいなビーチリゾート的なものもあるし、エルサルバドル 自体は中米では経済の規模は大きいみたいですが、それでも貧しい国なんだそうです。
そんな中でコーヒー豆は盛んに栽培されている農作物のひとつです。
土居珈琲『エルサルバドル マラカラ農園』淹れてみました
ドリッパーはカリタのウェーブで。
こちらは銅製でメイド・イン・ツバメのお気に入り。
リンスしているところです。
次に蒸らしへ。
コーヒー粉全体に静かにお湯を注ぎます。
そしてドリップしていきます。
届いてから冷凍しておいたので、数週間経ってますが、ちゃんとガスが出てました。
出来上がり!
冒頭で書いた通り、甘みが良く出ています。
前回のメキシコのウネカフェ生産者組合よりも焙煎度合いがやや深めなので、苦味はよりしっかりと感じられます。
ここら辺の焙煎のさじ加減が絶妙ですね。
どの豆はどれくらいの深さで焙煎したら最も美味しくなるのか、それを良く分かって焙煎してるなぁと感心します。
上手くドリップすれば、まさに苦味はあるがキレが良いという旨いコーヒーの王道パターンが味わえます。
甘みはシロップ系ですが、苦味とのバランスが良いです。
酸味は舌の上に柑橘系の甘酸っぱさが散らばるような印象。
キレの良い苦味に加え、この酸味が良いアクセントになっていると思います。
欠点豆のない品質の良さもあり、後口はスッキリ。
少し冷めてきても、苦味と酸味の印象はあまり変わらず、クリアさも失われません。
本当に良い中米のコーヒーという感じでした!
良いコーヒー豆が手に入ったら、美味しくドリップしたいですね。
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