もくじ
土居珈琲『グァテマラ アティトラン・ブルーレイク』
土居珈琲さんの「恵まれし土壌」セットから、グァテマラのアティトラン・ブルーレイクです。
アティトラン・ブルーレイクというのは、グァテマラの有名な美しい湖。
『世界でもっとも美しい』と評されることもある湖で、観光名所でもあります。
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『グァテマラ アティトラン・ブルーレイク』のコーヒー豆データ
- 生産国 グァテマラ
- 地域 ソロラ県 アティトラン湖
- 農園 アティトラン湖のふもとの小農家
- 品種 ブルボン
- 特徴 「恵まれし土壌」火山灰土壌で窒素、リン、カリウムなどの有機物が多く含まれる
焙煎度合いはフルシティローストです。
やや深めの焙煎。
土居珈琲さんのもっとも得意とする焙煎度合いですね。
豆の特徴
柑橘系のフルーツ、紅茶のような華やかさ、ローストナッツなどの複雑でしっかりとした香り。ボリューム感のある口当たりと甘み。
『土居珈琲』
アティトラン湖はアティトラン、サンペドロ、トリマンの三つの火山に囲まれたカルデラ湖。
カルデラは火山の噴火によって陥没した地形ですが、そこに雨水が溜まって湖ができるそうです。
日本でいうと洞爺湖、摩周湖、十和田湖、芦ノ湖といった有名な湖が、みんなカルデラ湖ですね。
アティトラン湖周辺はそんな場所なので、火山灰土壌がたっぷり。
火山灰土壌ってミネラルが多く含まれていて、植物の育成に向いています。
うちでもさまざまな植物を育てていますが、土はすごく大事だと思います。
もちろん日照とかいろいろな要素が関係しますが、土がよくないと植物はうまく育たないですよね。
アティトラン湖周辺はまさに「恵まれし土壌」。
素晴らしいブルボンが期待できそうです。
グアテマラ アティトラン湖の風景をいくつか
アティトラン湖の美しい小さな入江。
花の色が熱帯っぽい。
後ろに写っているのがサンペドロ火山。
このアティトラン湖周辺は、目玉の観光名所があるわけではないらしいですが、皆さんのんびりと滞在するのだとか。
なんだか羨ましいですね。
もっとも今は旅行できないですけど。。。
写真に写っているようなカヤックで湖に乗り出すこともできるみたいです。
カヤック、やったことありますか?
乗る位置が水面に近くて、独特の感覚でとても面白いんです。
慣れるとスイスイ進んで楽しい小型の手漕ぎボートです。
こんなにきれいな風景の中で乗れたら、気分いいでしょうね。。。いいなぁ。
夕暮れ時のアティトラン湖を行くボートです。
火山と低い雲と湖と。
アティトラン湖って、雰囲気のある場所ですね。
アティトラン湖に落ちる夕日をトロピカルなガーデンから。
お金と時間と旅行のできる世の中があったら、1ヶ月ぐらい何もしないで過ごす休暇とかやってみたいですね。
なかなかに難しそうですが。。。😅
さて、気を取り直して、コーヒーを淹れてみましょう。
土居珈琲『グァテマラ アティトラン・ブルーレイク』淹れてみました
まずお湯を沸かしてます。
グツグツ。
ついでに、その横でコーヒー豆を挽きます。
ガリガリ。
今日は寒いし、リンスです。
ドリッパーとサーバーが温まります。
サーバーはカリタのJug500。
すっとして少し背が高め。
なんかこのカタチ、これだけでおしゃれな感じがしませんか?
そして蒸らしです。
ポコポコ。
と、ガスが抜けます。
そしてドリッパーは今日もORIGAMIのSを使ってます。
蒸らし時間は35秒ぐらいを目安にしてます。
そして第2投。
ゆっくり丁寧に注ぎます。
出来上がり!
あ、タイマーは写真撮ってる間に進んでますので、レシピ的にはもっと短いです。。。
マグはORIGAMIのピノアロママグ。
カタチと色がかわいいので、お気に入り。
ナッツ系のフレーバーと香りは分かりやすいです。
フルシティローストの適度な苦味もあり、その系統かなと思うのですが。。。
その後です。
複雑さが現れます。
口に含んだ後、今度は紅茶のようなフレーバーが感じられ、それがしばらく余韻を残す感じです。
そこでシンプルなナッツ系からゴージャスな紅茶系に移り変わるような印象。
甘みは強くないですが、紅茶系のフレーバーとともにほのかな甘みが続きます。
ただ、「紅茶のような」とは言っても、モカ系とは少し違います。
全体としては中米のコーヒー豆の特徴があります。
甘みときれいな酸味があって、そこに紅茶的アクセントが加わった感じです。
こういう複雑さも、火山灰土壌の為せる技なんでしょうか。
そうかもしれませんね。
さまざまな成分がコーヒー豆に含まれているからこそ、そこから引き出せる味わいも複雑になるのかもしれません。
アティトラン湖の美しい風景と豊かな土壌から作り出される味わいは格別でした。
グァテマラは好きな産地ですが、その中でも上位の評価です!
美味しいコーヒー豆、選びたいですね。
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