珈琲きゃろっと『コスタリカ セロ・アルト』COE入賞マイクロミルから

珈琲きゃろっと コスタリカ セロ・アルト マイクロミル 中煎り COE

珈琲きゃろっと『コスタリカ セロ・アルト』

珈琲きゃろっとから、コスタリカの有名なマイクロミル セロ・アルトです。

珈琲きゃろっとはコスタリカが得意なようですね。

オーナーのフェルナンド・ヴィンダスさんは元は獣医師の方で、お父様が亡くなった時に引き継いだとのこと。

寡黙で向上心の強い人だそうです。

いいですね。

シングルオリジンのコーヒー豆にはいろいろなドラマがあります。

 

『コスタリカ セロ・アルト』のコーヒー豆データ

珈琲きゃろっと コスタリカ セロ・アルト マイクロミル 中煎り COE

  • 生産国 コスタリカ
  • 地域  セントラル・バレー地区 エレディア サンラファエル
  • 生産者 フェルナンド・ヴィンダス
  • 農園  セロ・アルト
  • 特徴  家族経営のマイクロミル

焙煎は中煎り。

きれいな豆ですね。

精製はナチュラルですかね。

 

豆の特徴

コーヒー豆 チャート 珈琲きゃろっと コスタリカ セロ・アルト 中煎り
※ お店の評価に当サイト管理人の印象を加えています

ヘーゼルナッツのようなキャラクターと優しい甘さ。クリーミーなマウスフィールが、とても心地よいコーヒーです。いつまでも長く続くミルクチョコレートのような甘さは、生産者のてまひまを実感させてくれます。さらに、ホワイトハニーならではの繊細な酸味は、アプリコットやオレンジを思わせ、コスタリカコーヒーの品質の高さを表しています。

『珈琲きゃろっと』

2018年のCOE(カップ・オブ・エクセレンス)で、品種ヴィジャサルチのナチュラルで3位入賞を果たしたことのあるマイクロミル。

コスタリカといえばマイクロミルという感じですが、その中でも実績のあるところですね。

ちなみにやはり家族経営です。

マイクロミルは家族で丁寧に生産していますというところが多いんですね。

精製にもハンドピックにも手間をかけて。

そしてこういうところで作られたコーヒーには、手間を掛けたもののみが持つ良さ、大量生産では決して出せない繊細な味わいがあります。

こういうコーヒーは、毎回淹れる1杯が楽しみになるんですよね😌

 

コスタリカってどんな国?

コスタリカは中米の国。

陸では北のニカラグアと南のパナマに挟まれています。

海は太平洋とカリブ海に面しています。

今回のマイクロミル セロ・アルトは、実は首都サン・ホセの近郊にあります。

コスタリカの中央辺りです。

もっと田舎っぽい場所なのかと思いきや、かなり街っぽい場所の近くにあるようです。

 

【コスタリカのコーヒー生産地域】

珈琲きゃろっと コスタリカ セロ・アルト マイクロミル 中煎り COE サンホセ セントラルバレー コーヒー生産地域

こちらはコスタリカのコーヒー生産地域を示した地図です。

今回のセロ・アルトがあるのは赤矢印で示したセントラルバレー地区(Valle Central)。

このセントラルバレー地区はコスタリカの中では標高が比較的高い地域で、1000mから2000mぐらいですかね。

 

珈琲きゃろっと コスタリカ セロ・アルト マイクロミル 中煎り COE サンホセ セントラルバレー

これは飛行機の窓から見下ろしたサン・ホセの風景ですが、とはいえ緑は多そうですね。

日本の東京のようにコンクリートや建物で埋め尽くされている様な雰囲気はなく、自然はありそう。

 

珈琲きゃろっと コスタリカ セロ・アルト マイクロミル 中煎り COE サンホセ セントラルバレー

こちらもサン・ホセの街ですが、これで見ると案外、山も近くまで迫っているみたいです。

それでそれなりの標高が確保できるのでしょうね。

 

珈琲きゃろっと コスタリカ セロ・アルト マイクロミル 中煎り COE サンホセ セントラルバレー トロピカルフルーツ

サン・ホセの街角のフルーツ・スタンド。

それっぽいトロピカルな雰囲気のフルーツや、日本でもありそうなリンゴやミカン?みたいな柑橘系が並んでいます。

 

珈琲きゃろっと コスタリカ セロ・アルト マイクロミル 中煎り COE コスタリカ海岸

そしてコスタリカのワイルドで美しい海岸の風景を。

農園のある国の中央辺りと違って、特にカリブ海沿岸部は熱帯っぽい気候が多い。

この写真は太平洋側ですが、それでも中南米っぽいですよね。

ちょっと日本の風景とは違う色や植物、そして海の色。

 

珈琲きゃろっと『コスタリカ セロ・アルト』淹れてみました

珈琲きゃろっと コスタリカ セロ・アルト マイクロミル 中煎り COE サンホセ セントラルバレー カリタ ドリッパー HA101 波佐見焼 HASAMI 陶磁器

今回はドリッパーはカリタのHA101 HASAMIです。

波佐見焼の純白のドリッパーです。

オーソドックスな3つ穴で比較的苦味が出しやすく、コーヒーの一般的なイメージ通りの味わいが作りやすいドリッパーかと思います。

レシピ

  • コーヒー豆 15g
  • 注湯量 250g
  • 抽出時間 2分00秒
  • 挽き目 中挽き
  • 湯温 92度で開始

珈琲きゃろっと コスタリカ セロ・アルト マイクロミル 中煎り COE サンホセ セントラルバレー カリタ ドリッパー HA101 波佐見焼 HASAMI 陶磁器 中挽き

今回のコーヒー豆のテイスティング評では、優しい甘みと繊細な酸味が良い点としてあげられています。

ORIGAMIなどでそのまま出してもいいんですが、オーソドックスなカリタの3つ穴ドリッパーで、どこまでその味わいに迫れるかやってみたいと思います。

 

レシピ的には、やや高めの92度で始めて、抽出時間はやや短めで。

では淹れてみます。

珈琲きゃろっと コスタリカ セロ・アルト マイクロミル 中煎り COE サンホセ セントラルバレー カリタ ドリッパー HA101 波佐見焼 HASAMI 陶磁器 ハンドドリップ

とても滑らかな口当たりです。

柔らかい絹の様な。

 

そしてテイスティング評通り、ヘーゼルナッツのフレーバーが感じられます。

酸味も上品で、最後にオレンジのような果実味が残りますね。

 

これは何というんでしょうか、味わいの要素がそれぞれ品良く並んでいるというか。

そしてそれぞれが可愛らしい感じがするんです。

 

控えめながら、甘みもしっかりと感じさせてくれます。

後口はさっぱりしていますね。

 

珈琲きゃろっと コスタリカ セロ・アルト マイクロミル 中煎り COE サンホセ セントラルバレー カリタ ドリッパー HA101 波佐見焼 HASAMI 陶磁器 ハンドドリップ

クリーンです。

味わいは十分に複雑ですが、同時に後を引かず綺麗に消えていきます。

 

 

この何回か、珈琲きゃろっとはコスタリカのマイクロミルが続いていますが、本当にどれも質が高いことに驚かされます。

COE3位入賞も果たしている実力派マイクロミルですが、伊達じゃないですね。

 

冷めた時にも酸味の印象も変わらず、美味しいままです。

雑味やエグミなどは皆無。

 

 

質の高いコーヒー豆を適切にペーパードリップで淹れた場合、熱い時も冷めた時もクリーンで美味しく飲めるんです。

それにしてもこのコーヒーは優しく美味しいコーヒーです。

 

珈琲きゃろっと コスタリカ セロ・アルト マイクロミル 中煎り COE サンホセ セントラルバレー カリタ ドリッパー HA101 波佐見焼 HASAMI 陶磁器 ハンドドリップ ORIGAMI ピノアロママグ

アフリカンベッドで30〜40日間かけて乾燥させるそうですが、丁寧な精製プロセスで作られた成果ですね。

それに加えて、焙煎度合いもバッチリな気がします。

 

コーヒー豆の性格と焙煎度合いがとてもマッチしています。

酸味の特徴がうまく引き出されているのではないでしょうか。

 

 

これは珈琲きゃろっとさんの研究とデータ分析の成果ですね。

高品位なマイクロミルと研究成果が活かされた上手な焙煎。

 

これは無敵な組み合わせです。

コスタリカのマイクロミル、革命と言われただけのことはありますね!

 

珈琲きゃろっとに興味を持ったら、こちらからどうぞ。

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