ハンドドリップに進む前に試せること
ハンドドリップはやってみたいような気もするけど、でも全部道具揃えたりするのもなぁ、結局やらなかったら無駄になっちゃうし。。。という人もいますよね。
いきなり本格的なハンドドリップに行くのではなく、もう少し別な方法でコーヒーの美味しさを体験してからでもいいと思います。
というわけでハンドドリップよりも手軽にコーヒーの美味しさを体験する方法です!
それと、少し手順や道具を省略したハンドドリップを試してみました。
コーヒーの美味しさを体験する一番簡単な方法
コーヒー豆専門店のドリップバッグを試す
まず一番簡単な方法がこれです。
有名なコーヒー専門店のドリップバッグでコーヒーを入れてみましょう。
コーヒーの美味しさを手軽に試すにはすごく良い方法です。
でもスーパーで売っているドリップバッグでなく、本当のコーヒー豆専門店、コーヒーショップ/ロースターが作っているもので試してみましょう。
スペシャルティコーヒー専門店のコーヒーバッグ
コーヒーの美味しさは豆で決まるとも言われているので、コーヒー豆の良さは無茶苦茶重要です。
そういう意味で、まずコーヒー豆の良さ、そこからくる違いを味わうということですね。
ハンドドリップの楽しさのひとつが、さまざまなコーヒー豆を試してみること。
その味わいの違いを楽しむのと同じことが体験できます。
丸山珈琲×ロピア
丸山珈琲はスペシャルティコーヒー界隈では重鎮。
COEでもInternational Julyとしてお馴染みです。
そんな丸山珈琲がスーパーマーケットのロピアと組んで出しているコーヒー豆のシリーズがあります。
そちらのコーヒーバッグ版があるので、おすすめです。
近所にロピア があれば超ラッキー!
手軽にスペシャルティコーヒーの世界を垣間見ることができます。
下の方で実際に淹れている写真ありますので、見てみてください。
近くにロピアがなければ、アマゾンで丸山珈琲のドリップバッグ見てみてください。
丸山珈琲 ドリップバッグ
タカムラコーヒーロースターズ
タカムラコーヒーロースターズはスペシャルティコーヒーの専門店です。
送料無料のセットも多いので、その点でも納得。
それに楽天にお店があって、ネットで買いやすくおすすめのショップです。
COE(Cup Of Excellence)のコーヒー豆、シングルオリジン のコーヒー豆を豊富に取り揃えています。
なので、次の段階としてハンドドリップに進む際にもすごく良いお店です。
ドリップバッグも、よく考えられた品揃えになっていますし、売れ筋を組み合わせたセットもあって分かりやすいです。
ロクメイコーヒー
ロクメイコーヒーも自家焙煎スペシャルティコーヒー専門店です。
これまた良い豆のドリップバッグがあります。
ロクメイコーヒーも送料無料のセットが数多く用意されているのでお得です。
丸山珈琲×ロピアのドリップバッグ淹れてみました
丸山珈琲×ロピアのオリジナルブレンドから、『ロピアオリジナル 深煎りスイート』です。
丸山珈琲とロピアのコラボで出ているブレンドは5種類あって、以下の通り。
- バランスブレンド
- 爽やかブレンド
- マイルドブレンド
- 深煎りビター
- 深煎りスイート
豆のレビューはこちらをどうぞ
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ひとつのパックに5つのバッグ。
599円(税抜き)なので、1バッグ 120円ぐらい。
淹れ方が裏面に記載されています。
グァテマやエルサルバドルのブレンド。
中米の甘みのあるコーヒー豆ですね。
パッケージから取り出すとこんな感じ。
ミシン目が入ってて簡単に破れます。
紙の部分を横に引っ張って広げます。
そしてコーヒーカップに引っ掛けるようにして乗せます。
最初に20秒ほど蒸らしたあとで、数回に分けてお湯を注ぎます。
このやり方はハンドドリップと似たような感じで、いわゆる透過式の淹れ方。
このあたりの指示を守って丁寧にやることが美味しさにつながります。
お湯の温度も高すぎないように注意です。
コーヒーを美味しく淹れるには90度前後が良いと言われています。
バッグを外して出来上がり!
手軽ですが、豆が良いこともあって、かなりハンドドリップで淹れたコーヒーに迫る味わいです。
コーヒーの美味しさを体験する2番目に簡単な方法
有名コーヒーショップのコーヒーバッグを試す
これもかなりおすすめの方法です。
ドリップバッグと同じでハンドドリップに比べると圧倒的に簡単ですが、少し淹れ方が違うだけで、これも美味しいです。
こちらは紅茶のバッグと同じで湯の中に数分間浸しておくタイプ。
コーヒーの抽出には透過式と浸漬式の2通りの方法があるんです。
透過式はドリッパーで淹れるやり方、浸漬式はフレンチプラスで淹れるやり方だと思えばいいです。
コーヒーバッグは浸漬式でフレンチプレスと同じ。
例えば丸山珈琲のコーヒーバッグであれば、本格的で美味しいコーヒーが味わえます。
それに丸山珈琲の場合はいろいろな種類のコーヒー豆が選べるので、そういうところもハンドドリップ的要素が味わえます。
丸山珈琲のコーヒーバッグ淹れてみました
こちらはCOE(Cup Of Excellence)入賞のコーヒー豆です!
『ポンページョ・カスティージョ 2019年グアテマラCOE2位』
こちらも裏面に淹れ方が記載されています。
基本的にはカップにバッグを入れてお湯を掛けるだけで簡単です。
パッケージから取り出すと、大きめのバッグです。
今回は分かりやすいようにガラスのカップで淹れてみます。
まずバッグ全体を湿らして蒸らしです。
蒸らしは約30秒。
蒸らしが終わったら、お湯を注ぎます。
そして4分間待ちます。
フレンチプレスと同じですね。
時間が来たらバッグを取り出します。
取り出すときに何度か振るようにすると濃さの調整ができます。
出来上がり!
ちなみにこちらのコーヒー豆は、グアテマラでしたが、やや浅煎りな感じで香りが特徴的でした。
COE入賞豆だけあって、すごく質の高い感じでした。
コーヒーの美味しさを体験する3番目の変わった方法
手順と道具を省略して簡単お試しハンドドリップ
コーヒーミルを買うところまでいきなり凝らなくてもいいやという人もいますよね。
まぁ確かに、元々コーヒー好きなんですという人でなければ、ミルやドリップポットまで買う前にまず少し試したいかなと。
道具買ったけど、やっぱりあんまり使わないかもとなると残念ですしね。
そんな場合は道具を全部揃えたりする前に、ちょっと省略した方法で一度ハンドドリップをやってみましょう!
省略するのは、コーヒーミルとドリップポットです。
この2つは最初に買わなきゃいけない道具ではやや値段高めですしね。
そこまで購入する前に、お試しハンドドリップです。
コーヒーショップでコーヒー豆を挽いてもらう
ミルはとりあえず買わなくても大丈夫。
コーヒー豆を購入する時にお店で挽いてもらうか、最初から挽いてあるコーヒー粉を買うことができます。
でもできれば、最初から挽いてあるものではなくお店で挽いてもらうようにする方がおすすめ。
コーヒーは鮮度が美味しさを左右するので、お店で挽いてもらう方がいいのです。
コーヒー豆は挽いてしまうと酸化のスピードが数千倍早まると言われています。
だからもちろん自分のミルで淹れる直前に挽くのが鮮度ということでは一番良いわけです。
とはいえ、まずミルを買う前にハンドドリップを試すのであれば、これでいけます。
家にある急須でドリップポットを代用しちゃう
ドリップポットもどうしようかなと思いますよね。
道具の中で比較的高い方だし、ドリップポットもハンドドリップ以外では使わないですしね。
ヤカンから直接ドリッパーに注ぐこともできないことはないですが、さすがにやりにくいかもしれないので、急須で代用してみましょう。
急須であれば専用のドリップポットよりは注ぎやすさはだいぶ落ちますが、一応は注げます。
それとヤカンから急須にお湯を移すと、適度に湯温が下がるので熱すぎるお湯でのドリップを防ぐ意味合いもあります。
このパターンであれば、プラスチック製のドリッパーとペーパーフィルター、そして1番安いサーバーだけ購入して、出費も最低限に抑えられます。
実際にアマゾンで一番安いドリッパー、フィルター、サーバーを買えば合計で1000円程度です。
送料が掛からないようにするには、あと1000円分ぐらい他のものと合わせて買わないといけないですが(アマゾンの「合わせ買い対象商品」を選んで買うとか、そういう方法がいいかも)。
実際に急須で淹れてみた
では実際にこの方法でコーヒーを淹れてみましょう。
まずマグカップ1杯分の水を量ります。
大体ですが、250mlぐらいです。
次にコーヒー粉を量ります。
ドリッパーに付属していた計量スプーンで量ります。
カリタの計量スプーンは一杯で約10g。
水の量に合わせて2杯目でコーヒー粉の量を調整します。
250mlの水であれば15gぐらいがちょうどいい量です。
コーヒー豆の量の目安
お湯 100ml に 6〜8g のコーヒー豆
お湯を沸かして、今日はわざと急須にお湯を移します。
ついでに湯温を計ってみましょう。
急須を温めずにお湯を移してみると、結構温度が下がります。
1回目に移した時は80度ぐらいまで下がっちゃいました。
少し下がりすぎたので、もう一度沸かしてやり直してみました。
2回目は急須が温まっていたので、88度ぐらいになりました。
ちょっと低めですが、深煎りの豆ならいいかもしれません。
まずは蒸らしです。
うわっ、注ぎにくッ。。。
蒸らしなんで静かに注ぎたいんですが、やっぱり上手くは注げないですね😅
さっそくちょっとこぼれました。。。
第2投は少し慣れてきたら、なんとか注げてます。
が、やはり細く真下に落とすとかは無理ですね。。。
なんとか注ぎ終えました。
ドリッパーを外して、出来上がり!
飲んでみると、うむ、それなりに出来ました!
さすがに細かいコントロールは無理ですが、ハンドドリップで淹れた味にはなります。
このやり方でも、比較的良いコーヒー豆を選んで、お湯の温度を高すぎないように注意して丁寧にお湯を注げば案外美味しいコーヒーができるのでは。
まず道具を全部揃える前に、一回やってみるのは面白いかも。
それで「お、手で入れると美味いじゃん」と思ったら、先に進むというのはアリだと思います。
でも、ドリップバッグかコーヒーバッグの方がおすすめかな。。。
おまけ:買ってしまったドリップポットのハンドドリップ以外の使い道は?
やっぱりダメだった。
ハンドドリップやらないやという場合、買ってしまったドリップポットはどうするか?
もしあなたが観葉植物や多肉植物を持っていたら、水やりには最適です。
すごく注ぎやすいんです。。。
コーヒーミルのことは忘れましょう。。。
ハンドドリップにどんな道具が要るか、確認はこちらで。
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