丸山珈琲『ルイス・アルベルト パカマラ ハニー』
丸山珈琲のおすすめシングルのひとつでした。
5月で終売になっていて、今は同じ農園のマラカトゥーラを売っていますね。
そっちも興味あるなぁ。
『ルイス・アルベルト パカマラ ハニー』のコーヒー豆データ
- 生産国 ニカラグア共和国
- 地域 ヌエバ・セゴビア モソンテ キスリ
- 生産者 ルイス・アルベルト・バジャダレス・モンカダ
- 農園 ウン・レガロ・デ・ディオス
- 品種 パカマラ
- 標高 1,350~1,700 m(コーヒー栽培標高)
- 精製 ハニー / アフリカンベッドで乾燥
シングルの豆って、ブレンドと違っていろいろなデータがあって面白い。
ニカラグアって中南米、ホンジュラスとコスタリカの間、太平洋とカリブ海に接した国です。
コーヒー栽培は主要産業のひとつですね。
キューバと並んで葉巻も良いみたい。
豆の特徴
ルイス・アルベルトさんがオーナーとなって初年度の2010年ニカラグア・カップ・オブ・エクセレンスでの3位入賞をはじめ、現在までに複数のCOE入賞経験があります。
『丸山珈琲』
コーヒー生産一家でCOE複数回入賞ということで、実力派農園です。
期待大ですね。
やっぱりCOE入賞経験のある農園のコーヒーは美味しいですもんね。
ちなみに丸山珈琲のサイトに載っているルイスさんの写真をみると、なんかきっちり農園管理してそうな雰囲気を感じましたが、皆さんはどうでしょうか?
丸山珈琲『ルイス・アルベルト パカマラ ハニー』淹れてみました
グレープが分かります。
酸味の消えかかるあたりでグレープを想起させるフレーバーが感じられます。
そして香りが良いです。
カップを顔に近づけて深く香りを吸い込んでみたくなるような。
これは香りと味を存分に楽しみたいコーヒーですね。
できればカップも香りを逃さない、下が広くて飲み口辺りが狭くなったようなマグがいいかもしれません。
全体に明るい印象のコーヒーです。
あと、苦味が面白い感じで感じられます。
基本は酸味系ですが、微妙に消えていく隠れ苦味があって、それが良いスパイスになっているように思いました。
明るいんだけど、複雑です。
COE入賞複数回というのは、こういう美味しくて複雑なコーヒーを作れるということなんでしょうか。
コーヒー生産一家の4代目とのことですが、さすがです。