珈琲きゃろっと『マンデリン スマトラタイガー』
珈琲きゃろっとさんの定期便「くるべさ」を仮予約すると無料特典としてついてくる豆です。
『スマトラ島の虎』ってかっこいい銘柄名ですね🐯
かの有名なマンデリンです。
コーヒー通がぐるっとひと回りして戻ってくるという深煎りのマンデリン。
割と好き嫌いがはっきり出るようですが、皆さんどちらでしょう。。。
苦味寄り、重厚、アーシーな香りと、マンデリンだけにしかない特徴があるだけに、通好みと言われる豆になるのでしょうね。
自分ではあまり買わないタイプの豆なので、無料で付いてくるとちょっと嬉しい🙂
『マンデリン スマトラタイガー』のコーヒー豆データ
- 生産国 インドネシア スマトラ島
- 地域 リントンニフタ地区・シボロンボロン・ドロックサングール
- 標高 1400m
- 精製 スマトラ式
- 特徴 トリプルピック(3度のハンドピック)で欠点豆が極めて少ない
深煎りです。
スマトラ式での精製を経ていても、青緑色の生豆が見られるわけではないので、そこは分かりませんね😅
スマトラ式はマンデリン独特の香りや重厚なコクにつながっていると言われています。
豆の特徴
重めのベリー系の重厚なコク。チョコレートやナッツの印象が魅力的です。アフターテイストはマンデリン特有のアーシー(土のような)フレーバーが素晴らしいです!コクと甘み、香りとすべてが高いレベルの極上マンデリンです。
『珈琲きゃろっと』
マンデリンの深煎りは、焙煎後すぐよりも、少し時間をおいた方がマンデリン特有の味わいが深まるという説もあります。
ということで、2週間弱ぐらいの時間が経っているのですが、お湯を注ぐ前から香りが特徴的。
他のコーヒー豆とは明らかに異なる香りがします。
むむむ。
興味深い豆です。
スマトラ島北部にある巨大カルデラ湖であるトバ湖。
この200万年で地球最大の噴火によってできた湖だそうです。
その近くにあるコーヒー農園からの眺め。
そしてスマトラタイガー🐯
すごくきれいな毛並みです。
絶滅危惧種です。
絶滅して欲しくないですね。
珈琲きゃろっと『マンデリン スマトラタイガー』淹れてみました
まず、本当に香りに特徴があります。
この豆でしか出てこないような一風変わった香りと言ってもよいです。
これは個性的。
これで好き嫌いが分かれる気がします。
香りやアーシーと言われる風味が圧倒的な存在感を示すので、一瞬分からないのですが、実は甘い。
よくマンデリンの深煎りの苦味には言及されますが、僕はどちらかというと甘みに先に感覚が反応した感じです。
甘くてコクがあります。
テイスティング評にあるベリー系の重いフレーバーというのもなるほどという感じ。
温度が高いうちは苦味が強く感じられて、少し冷めてくると甘みが前に出てくる感じでしょうか。
やっぱり温度でも少し味わいが違う気がします。
ブラジルやコロンビアのバランスの取れたコクや甘みとは違って、比重が重い甘みとインドネシアの大地の香りが存在感を示す、まさに通好みな味わい。
独特の世界観を示すマンデリンは、一度体験しておくといいですね。
深煎りのマンデリンって、語れるようになりたいじゃないですか😅
ここに戻ってくるか来ないかは、あなた次第。
でもしばらくすると、また飲んでみたくなるというファンが多いとのこと。
二郎のラーメンみたいな。。。
データ分析で焙煎を追い込む焙煎士がいるお店。
スペシャルティコーヒーを体験してみたいのであればチェックしてみてください。