ぶちさん

日本スペシャルティコーヒー協会会員のコーヒーマイスターです。少年時代をブラジルで過ごし、以来楽天的ラテン系日本人です。ブラジルを始めコーヒー生産国を応援します!ちょっと高いけど美味しいコーヒーを飲むことは生産国の自然保護やコーヒーを生産する方々の生活向上にも繋がります。サステイナブルで美味しい生活を楽しみたいですね!

メキシコ コーヒー 産地 スペシャルティコーヒー

2022/4/3

【コーヒーの産地】メキシコのコーヒーはシナモンと砂糖で甘い飲み物?

メキシコ合衆国 首都 メキシコシティ 面積 196万㎢ 人口 1億2,929万人(2017年国連) スペイン語 通貨 ペソ メキシコのコーヒー豆 メキシコは北米大陸のもっとも南に位置する国。 北側はアメリカ合衆国に、西は太平洋、東はカリブ海にも接しています。 スペイン語を話す国としては一番人口が多く、日本の5倍ほどの広さを持つ大きな国です。 カンクーンなどの有名なビーチリゾートも多く、アメリカからの観光客も多く訪れています。 気候的には熱帯から温帯まで存在し、平均して温暖な気候ですが、山岳地帯の気候は高度 ...

コーヒーの産地 コロンビア 南米 アンデス山脈

2022/3/7

【コーヒーの産地】コロンビア アンデスの山が育むマイルドコーヒー

コロンビア共和国 首都 ボゴタ 面積 1,139,000㎢ 人口 4,865万人(2016年世銀) スペイン語 通貨 コロンビアペソ コロンビアのコーヒー豆 コロンビアは赤道直下に位置し、太平洋、カリブ海にも接する南米の国です。 赤道直下ではありますが、アンデス山脈があることにより、熱帯、亜熱帯、温帯、寒帯とさまざまな気候が見られます。 アンデスの山地は標高5000mを超えていますが、コロンビアではコーヒー栽培に適した標高で高品質なコーヒーが栽培されています。 ニューヨークのコーヒー商品先物市場では「コロ ...

コーヒーの産地 ブラジル

2022/3/7

【コーヒーの産地】ブラジル 生産量No.1の南米のコーヒー大国

ブラジル連邦共和国 首都 ブラジリア 面積 851.2万㎢ 人口 2億930万人(2017年) ポルトガル語 通貨 レアル ブラジルのコーヒー豆 ブラジルは南米の中央に位置する大きな国で、赤道をまたがり南北半球に広がっています。 そしてブラジルは国土の半分以上が高原で大部分は熱帯に属しているという国です。 その生産高がコーヒー先物相場に大きな影響を与えるブラジル。 それではコーヒー大国ブラジルのコーヒー豆の特徴を見ていきましょう。 ブラジルのコーヒーの特徴 ブラジルのコーヒーは一言でいえばクセがなくマイル ...

コーヒー豆の栽培地 コーヒーベルト

2022/2/27

【コーヒーの産地】コーヒーベルトの国々(コーヒー豆の栽培地域とは)

コーヒーはどこで作られているの? あまり知られていない事実だと思いますが、コーヒーは実は石油に次いで2番目に取引量が多い貿易産品です。 本当に世界中の人から求められている飲み物なんですね。 では、それだけの量のコーヒー豆はどこで栽培されているのでしょうか? 答えは「コーヒーベルト」でということになります。 コーヒーベルト:コーヒー豆の栽培地域(北限・南限) 上の世界地図で示しているように、コーヒーは「コーヒーベルト」と呼ばれる赤道をはさんだ南北緯約25度のエリアで生産されています。 全世界のうち60数カ国 ...

コーヒーの歴史

2022/2/11

【コーヒーの歴史】❹フランス海軍士官の情熱編 高貴なる品種カリブへ

【コーヒーの歴史】❹高貴なる品種カリブへ 15世紀半ばから約250年間続いたイエメンでのコーヒー独占栽培は、オランダ東インド会社の暗躍により終焉を迎えました。 オランダ東インド会社によりモカから持ち出されたコーヒーの苗木は、スリランカ、インド、ジャワへと伝わります。 そしてジャワ島から、ヨーロッパ、さらには中米につながる新たな展開が生まれるのです。 現代において中米はスペシャルティコーヒーの代表的産地のひとつですが、16世紀から17世紀の歴史の舞台ではまだ登場していません。 この記事では、ひとりのフランス ...

コーヒーの歴史

2022/2/6

【コーヒーの歴史】❸東インド会社の暗躍編 イエメン独占栽培の終焉

コーヒーの歴史 ❸イエメン独占栽培の終焉 コーヒーはエチオピアからイエメンのアデン、そしてメッカ、メディナといったイスラムの聖地を経てエジプトのカイロへと伝わりました。 そこからオスマン帝国の2人の皇帝による領土拡大と共に、16世紀後半にはヨーロッパの知識人階級にその存在が知られるようになります。 ここまでが前回までのおさらいです。 さて、その後コーヒーはすぐにヨーロッパでも栽培されるようになったのでしょうか。 それが違うんです。 16世紀後半はおろか、なんと18世紀初頭までの間、コーヒー栽培はイエメンで ...

コーヒーの歴史

2022/1/29

【コーヒーの歴史】❷オスマン帝国の覇権編 コーヒーはヨーロッパへ

コーヒーの歴史 ②コーヒーはヨーロッパへ 前回の記事で書いたように、コーヒーは15世紀半ばに歴史の舞台に登場しました。 場所はアラビア半島の南端、アデン。 コーヒー原産国であるエチオピアから伝わったコーヒーは、アデンやモカの周辺で栽培され、ここからまずアラビア半島を北上して広がっていきます。 カルディの伝説にあったように、最初は修道院で飲用されていたコーヒーは、やがて一般のイスラム信徒の間にも広がります。 そしてコーヒーは16世紀後半までにイスラム圏全域に広がり、ついにヨーロッパでもその存在が知られるよう ...

コーヒーの歴史

2022/1/29

【コーヒーの歴史】❶伝説のアラビア半島編 15世紀 コーヒー登場

  コーヒーの歴史 ❶ 15世紀半ば コーヒーの登場 コーヒーは今では完全に人々の生活に溶け込んでいます。 でも一体いつの頃からコーヒーは一般的に飲まれるようになったのでしょうか? この記事ではコーヒーが世界に広まっていったその発端の歴史を振り返ってみたいと思います。 それでは舞台はまず15世紀のアラビア半島へ。。。   コーヒーがアラビア半島に伝わる コーヒーが歴史に現れたのは15世紀半ばのこと。 舞台はアラビア半島。 そうです、あのアラビアンナイトの世界からコーヒーの歴史は始まりま ...

土居珈琲 エルサルバドル べジャ・ビスタ農園 コーヒー豆 フルシティロースト

2021/4/1

土居珈琲『エルサルバドル べジャ・ビスタ農園』透明でクリアな甘み

土居珈琲『エルサルバドル べジャ・ビスタ農園』SHGロット 土居珈琲からエルサルバドルのべジャ・ビスタ農園。 SHGロットということで、最上級グレードの豆です。   ショップ 『エルサルバドル べジャ・ビスタ農園』のコーヒー豆データ 生産国 エルサルバドル 地域  サンタアナ地区 生産者 ホセ・エデュアルド・フィゲロア 農園  べジャ・ビスタ農園 標高  1450〜1750m 焙煎はフルシティロースト。 やや深めの焙煎度合いですが、テイスティング評ではあまり苦味はなさそう。   豆の特 ...

コーヒー豆 保存 保存容器 酸化 キャニスター

2021/3/27

絶対に知っておきたいコーヒー豆の保存方法とおすすめの保存容器

絶対に知っておきたいコーヒー豆の保存方法とは? コーヒーをできるだけ美味しく飲むのに大事なことは、コーヒー豆の鮮度を保つことです。 なぜかというと、基本的に鮮度が高い方がコーヒーは美味しいんです。   でも買ったコーヒー豆は、うまく保存しないと実はどんどん鮮度が落ちてしまうのです。 できればせっかくの美味しい豆、長く鮮度を保って美味しく飲みたいですよね。   コーヒー豆が劣化する理由があります。 その理由を知って、なるべくそれを避けるようにすれば、うまくコーヒー豆を保存できます。 &n ...